私はすぎぴ~、24歳エンジニア。
今物凄く憤りを感じている。何に対してかって?
それは「バックエンドエンジニア=地味」という図式が一部の人の脳内で成り立っているということに。
そんな考えに対して私は声を大にして言いたい。

バックエンドは地味とちゃう!!!
それ以上言うのなら口に手ぇ突っ込んで奥歯がたがた言わせたる!
そう反論する理由を,見習いバックエンドエンジニアがこの記事で解説していく。
確かにフロントエンドに比べたら華やかさの面で劣るのは認める
ここで一つ譲歩するとすれば,確かにフロントエンドエンジニアと比べたらバックエンドは地味であるという点だ。
華やかさを10段階で数値化するのであれば,バックエンドは4~7,フロントエンドは8~10といったところ。
だがしかし,「華やかさ」の観点で勝てない相手と比較してしまったばかりに,バックエンドエンジニアの魅力にスポットライトが当たらないのは非常に勿体ないことだ。
ここで一つ,フロントエンドとバックエンドの違いについてざっくりと説明しておくとこんな感じ。
フロントエンド
ユーザーの目に見える部分を主に担当している。コーディングもデザインもできる美的センスと論理力の二刀流選手。お洒落なホームページがあればフロントエンドエンジニアが頑張っている証拠。
バックエンド
ユーザーからは見えない部分を担当する裏方業務。主にアプリの基盤となるインフラとデータベースの設計を担当する。
超~~~わかりやすく家づくりに当てはめて考えると,フロントエンドは家のインテリアデザインに相当し,バックエンドは水道管の工事だったりガス管の調整を行う作業員の立ち位置。
家づくりに当てはめて考えたとしても,確かにフロントエンドと比べたらバックエンドは地味。
だけど家づくりにしろアプリ制作であるにしろ,私たちの日常生活を支えているのには変わりない。
さて,バックエンドエンジニアがどのように活躍しているかを次の章で説明していこう。
アプリ開発の「縁の下の力持ち」
この章ではバックエンドエンジニアがやることについて説明していく。(もしも不足等があれば指摘お願いします。)
DB設計
データベースを超簡単に説明すると,大量のデータを決まった形式で保管しておく貯蔵庫のようなもののことを指す。
もしDBがなければ自分達はTwitterやinstagramなんて使えないし,Googleクラウドの便利さも享受することはできない。
API作成
広義ではソフトウェアコンポーネント同士が互いに情報をやりとりするのに使用するインタフェースの仕様である。
APIについて(wikiより抜粋)

ほっへぇ~~~、なんのことかさっぱりやわぁ…!!!
と思う人のために説明すると,APIはデータベースとフロントエンドを繋ぎ合わせるの共通言語のようなものだ。
アメリカ人と日本人が情報を伝達するためには余程のことが無い限り英語で話すことが求められる。それと同じだ。
もしAPIというものがなければ,ツイッターやインスタグラムも機能しないし,お洒落なアプリケーションも作りっこない。
また最近ではOpenAPIを作っている企業も存在している。
SocialDogのようなTwitterから派生したアプリ開発の一助になることも可能なのだ。
つまりAPIは世界にイノベーションをもたらす財産ということなのである。
メール自動送信機能
皆さんお馴染みの,会員登録完了の時やログインパスワードを忘れた時にメールを飛ばす機能も実はバックエンドエンジニアが担当していたりする。
もしもバックエンドエンジニアがいなかったら,自分が会員を登録したかどうかも忘れる可能性が高くなるし,折角パスワードを発行したとしてもパスワードを忘れてしまえば一から会員登録をしないといけないなんてことがある。
そんな私もパスワード管理ができない女なので,他の会社のWebサービスのバックエンドを担当している人達には感謝しながらパスワード再設定機能をフル活用している。
同業者から見ても超ありがたい存在なのである。
まとめ:バックエンドは誇れる職種
確かにバックエンドは環境構築やDB設計,インフラ周りの整備だったりと,泥臭い作業を振られることは多い!
けど泥水をすするような作業の後に待っているのは,先輩バックエンドエンジニアと一緒に味わえる達成感と,額に浮かぶ汗の煌めき。
先輩達と噛みしめる達成感なんかはどれだけ万札を積み上げてたとしても買えないものであり,額に浮かぶ汗の煌めきは高層ビルから眺める夜景よりも美しい…!
嗚呼この思いよ、バックエンドエンジニアを地味扱いする駆け出しエンジニア達に届け!
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